映画「何者」を観た。
僕も就活生を経験しているからわかる。
苦しみと、当時のもがきたくなるようなもどかしさ、生き辛さが描かれていた。
\人気俳優主演!就活という舞台で、自分とは「何者」なのか?を探る群像劇/

(©2016 映画「何者」製作委員会)
あらすじ・解説はこちら
「桐島、部活やめるってよ」の原作者として知られる朝井リョウが、平成生まれの作家として初めて直木賞を受賞した「何者」を映画化。就職活動を通して自分が「何者」であるかを模索する若者たちの姿を、佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之という豪華キャストの共演で描いた。監督・脚本は、「ボーイズ・オン・ザ・ラン」「愛の渦」といった映画でも高い評価を得ている演劇界の鬼才・三浦大輔。演劇サークルで脚本を書き、人を分析するのが得意な拓人。何も考えていないように見えて、着実に内定に近づいていく光太郎。光太郎の元カノで、拓人が思いを寄せる実直な瑞月。「意識高い系」だが、なかなか結果が出ない理香。就活は決められたルールに乗るだけだと言いながら、焦りを隠せない隆良。22歳・大学生の5人は、それぞれの思いや悩みをSNSに吐き出しながら就職活動に励むが、人間関係は徐々に変化していく。
2016年製作/97分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2016年10月15日
映画.comより引用:
何者 : 作品情報・キャスト・あらすじ・動画 - 映画.com
予告編
感想
就活を経験した人は観るのをやめたくなるかもしれない
僕の場合、見るのが途中、辛くなった。
つまらないと評価したくなった。いつのまにか、スマホに目を向けながらながら観をしていた。
じゃあ、駄作だったのか、というと違うと感じる。
就活というものを舞台に、若者たちが「何者」なのかを探りながらもがいたり、生きづらさを感じている姿が、あの頃の自分と重なって見えて、リアルだった。
だから、目を背けたくなるのだと思う。
他人と自分を斜めから比較して、自分をなんとか持ち上げようとする自分の中にあるいやらしさに気づいたりするのが嫌だった。そんな姿を佐藤健がしっかりと演じきっていたと思う。
有村架純が演じる瑞月というキャラクターの重要性
そんな中、主人公がひそかに恋心を寄せる瑞月だが、最初から最後まで、彼女は真っ直ぐを貫いていた。
家庭環境などいろんな悩みを抱えつつも、真正面から自分と向き合っていたのだろうと想像させるキャラクターで、最後の最後に、そのキャラクターが活きていたと思う。
いろんなキャラクターが、どこか劇中でセリフを吐いているような嘘くささが充満している中、彼女だけは、嘘のない真っ直ぐさがあってよかった。
瑞月というキャラクターがいなかったらこの物語は完成しないんだろうなと思うほど重要なキャラクターだったと思うけれど、そんなキャラクターを有村架純は演じきっていたと思う。
総じてみんな演技がうまい
菅田将暉や二階堂ふみ、岡田将生など、主演級の二人(佐藤健と有村架純)以外にも話題作や数々の作品の主演にもなっているような役者さんたちが数多く出演していたわけだが、就活を舞台に生きづらさやもどかしさを感じている若者たちを上手に表現していたと思う。
それがあったから最後まで見続けられたと思う。
彼らの演技を見るためだけでも価値のある映画だったと思う。
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一方で、物語だけに着目したときに、人によっては途中離脱しそうな感じもあった。
最後、主人公の裏の姿みたいなものが暴かれるシーンが有ったが、わかりやすい伏線のようなものも多数あったし、「え?」みたいなカタルシスもなかったと思う。
割とたんたんと話が進んでいくので、面白いと感じるかは、ヒトを選びそう。
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